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クジャクのダンス誰が見たの結末ネタバレ!父の手紙で明かされる真相

2025年1月に広瀬すずさん×松山ケンイチさんのW主演でのドラマ化が決定している、漫画原作浅見理都さんの作品、クジャクのダンス誰が見たの原作の結末ネタバレを調査していきます。

意味深なタイトルに惹かれてしまうこの作品は、主人公の心麦と、弁護士の松風を中心に描く、犯人を辿るサスペンスミステリーとなっています。

個性が際立つキャラクターたちの中で繰り広げる、父親を殺した犯人の正体と、父親が殺された理由など謎が謎を呼ぶ展開に誰もが泥沼にハマっていく作品ですが、結末で明かされる真実と気になる犯人の正体は一体誰なのでしょうか。

そこで今回は1月にドラマ化が決定している漫画原作のクジャクのダンス誰が見たの結末ネタバレ!父が遺した手紙で次々に明かされる真相とはと題してお届けしていこうと思います。

クジャクのダンス誰が見た原作の結末ネタバレ!

クジャクのダンス誰が見たは、原作漫画浅見理都さんが描くサスペンスミステリー作品です。

父親を殺された主人公山下心麦は、父親を殺した犯人を捜し、松風義輝が弁護士として心麦を支えることになるのですが、思ったように犯人は見つからず、逮捕された犯人は冤罪ではないかという疑いが広まり始めます。

ここからはクジャクのダンス誰が見た原作のあらすじと、完結編で登場した結末のネタバレ調査をしていきます。

クジャクのダンス誰が見た原作あらすじ

クジャクのダンス誰が見たのあらすじ

雪降るクリスマスイブの夜、放火の被害者であり、元警察官で心麦の父親が殺された。

犯人と疑われたのはかつて、父が担当した事件である「東賀山事件」の犯人の息子・遠藤友哉と言われ、事件は一件落着したかと思いきや、殺された父が残した手紙を娘・心麦が見たことで事件が再び動き出す。

手紙にはもしこのリストに載っている人が犯人ということになったら”冤罪”だと書かれていた。

そして犯人と疑われる人物の名前がそのリストにも載っていたのだ。

そこで心麦は今逮捕されている犯人は冤罪だと考え、弁護士の松風を依頼することになる。

松風を依頼しようとなったのも殺された父からの伝言だったのだ。

果たして犯人は本当に冤罪なのか、そして真実と本当の犯人はどこにいるのか…浅見理都さんが仕掛ける極上サスペンスミステリーが始まる。

クジャクのダンス誰が見たの主な登場人物は

  1. 山下心麦(やました・こむぎ):21歳の女子大生。幼い頃に母を亡くし、父の春夫と二人暮らしをしていたが、2022年のクリスマスイブに放火事件の被害者となった父を亡くす。父が遺した手紙で遠藤友哉に罪がないとわかり、冤罪を晴らすため弁護士の松風と共に協力していく。
  2. 松風義輝(まつかぜ・よしてる):幼馴染の波佐見と共に弁護士事務所を営業。通称テル。春夫の依頼で弁護してほしいと心麦に頼まれ、一度は依頼を断るが、心麦の真剣さに打たれ遠藤友哉の冤罪を晴らすために弁護することになる。
  3. 山下春夫(やました・はるお):2022年12月24日、放火の被害に遭い65歳で亡くなった心麦の父。元警察官で2000年の「東賀山事件」の捜査を担当。亡くなる前自分の死を察した春夫は娘に手紙を遺す。
  4. 遠藤友哉(えんどう・ともや):春夫の殺害容疑で逮捕された33歳青年。「東賀山事件」の事件が起こり父の力郎が逮捕されたことで、施設に預けられることに。いじめに遭い人間不信に陥る。20歳になり施設を出たが社会に馴染めず上司の家に放火したことで10年間服役。出所後した後でも友哉は父は冤罪だと信じていた。春夫とも接触している”冤罪”とされている人物。

クジャクのダンス誰が見た原作ネタバレ放火事件の発端

殺された父親が担当した事件『東賀山事件』が、このミステリーの発端です。

『東賀山事件』とは…

2000年7月7日に資産家である”林川安成”の一家が、手足を縛られらせん階段の手すりに縛られた状態で発見された残酷な事件。

被害者は林川・妻・父母・小学生の長男・長女の計6人。

生存者は生後半年の次女・歌のみで現在は消息不明になっています。

この事件では一家の心中と言われましたが、2000年12月24日に第一発見者である力郎が犯人となりました。

そしてこの事件と重ねるように、2年後のクリスマスイブ2022年12月24日に力郎の息子である遠藤友哉が、心麦の父・春夫を巻き込んだ放火殺人者であると疑われ逮捕されることとなります。

友哉が犯人と疑われたのは、父が力郎が第一発見者を理由に逮捕されたことや、父が逮捕された後に『東賀山事件』に関する捜査を自身のスマホで検索した履歴があったことから、自分の父を逮捕した復讐心からその当時事件の担当だった春夫を殺したのではないかと言われたのです。

しかし春夫が残した手紙から、逮捕されたら”冤罪”だというリストの一覧に、友哉の名前が記されていました。

クジャクのダンス誰が見た原作は完結している?

クジャクのダンス誰が見た原作は2024年11月現在、最新刊の5巻(2024年4月12日発売)まで発売されまだ完結していません。

ですので完結がどのような形になるかまだわかっていません。

クジャクのダンス誰が見た原作の結末感想と考察

クジャクのダンス誰が見た原作の結末感想と考察をしていきます。

クジャクがダンスしている所は誰も見ていない

キャッチーで意味深なタイトル『クジャクのダンス誰が見た』一見、どんな意味があるのかわからないタイトルですが、漫画を読み進めていくと心麦が父親が遺した言葉からとっていることがわかります。

父が言った”ジャングルの中でクジャクのダンスは誰が見た?”という言葉からとったこのタイトルは、ジャングルの中でクジャクがダンスを踊っていたのは誰も見ていない=踊っていたかどうかは「クジャク」当事者しかわからないという意味を指しています。

つまり嘘を例えついていたとしても、嘘をついている当事者は真実から逃れることができず、最終的には「過ちを正さなければいけない時がくる」と言う意味があると言われています。

心麦の父がこのようなことを言ったのは、2000年にあった事件『東賀山事件』で逮捕された力郎はただの第一発見者で真犯人は全く別にいるとのメッセージのようにも感じますよね。

ということは遠藤友哉の思ったように、父・力郎は冤罪だったのかもしれません。

しかし「クジャクのダンス誰が見た」とあるように、事件の真相はそう簡単にあらわになることはなく、どんどん深堀していくことで、警察内部の闇もあきらかになっていくのでしょう。

一見シンプルに事件が解決するかと思いきや、何層にも重なり複雑に絡み合った人間関係と事件の真相から目が離せなくなる展開が次々と出てくる点は読者を消して飽きさせない仕掛けがたくさん散りばめられていると感じました。

現在5巻まで発売されまだ完結していないので、ドラマ版ではどんな結末を描くのか気になるところ。全くのオリジナルストーリーになっていくのか、それとも原作漫画で実際に考えているストーリーに仕上げていくのか楽しみです。

まとめ

クジャクのダンス誰が見たの結末ネタバレ!父が遺した手紙で次々に明かされる真相とはと題してお伝えしました。

クジャクのダンス誰が見た原作は2024年11月現在5巻まで発売され、まだ完結していないため結末はまだわからないという結果になりました。

2025年1月にドラマ放送が決定しているため、ドラマではオリジナルストーリーで完結する可能性がありそうですね。

クジャクのダンス誰が見たは”冤罪”を巡るサスペンスミステリーですので、本当に犯人と疑われる人物は犯人ではないと証明されるかどうか、様々なヒントがカギとなってきます。

ドラマではどんなカギと伏線が散りばめられるのか、最終回まで見逃せない展開になっていることでしょう。

またクジャクのダンス誰が見た原作の完結が分かり次第、追って情報を更新していきたいと思います。